母乳がなかなか出ない!とお悩みのお母さんにアドバイス♪

こんにちは、Hana 母乳育児相談の野崎です。

新型コロナの影響で、家の中で過ごすことが多くなりましたが、お母さん方はどのようにお過ごしでしょうか?

Hana 母乳育児相談では、コロナ蔓延防止のため、直接お母さん方に触れてケアをすることを自粛しています。

今現在、オンラインや電話などでのご相談・急なケアを要する方のみケアを行っています。

これまで沢山のお母さんに関わらせていただき、お母さん方から色々な声(私にとって宝物です ♪)をいただきました。

お母さん方にもっと色々なアドバイスができたらと思い、これから私の苦手なブログにも挑戦し、徐々に更新してご紹介していこうと思います( ́∀` )

本日は、「母乳のお悩み」についてご紹介します。

母乳が出るようになりたい!と感じているお母さんが来院

ある日、「母乳がもっと出るようになりたい!」というお母さまが来られました。

産後1か月、里帰り先から自宅に戻ってこられたお母さまでした。

来られたお母さんの 1 日の授乳回数は 5 回、授乳ごとにミルクを 40ml、他 2 回、120ml のミルクのみを赤ちゃんに飲ませてあげていました。

授乳時間は、5分ずつタイマーで測って授乳され、赤ちゃんの体重も順調に増加。

ご実家に戻られた後の家事と子育ての大変さや、何か不安に思っていることなど、日々の心境を お聞きしながらケアさせて頂きました。

すると、母乳に触れてケアしている際に、私が想像していた以上に母乳がどんどん出てくるように!

実際に母乳に触れてケアした状況から、今すぐにミルクを減らしても大丈夫だし、もっと赤ちゃんに母乳を飲ませたほうがいいと感じました。

今回のお母さんのポイントは、授乳回数と授乳時間を増やすことでミルクを減らすことができるし、母乳の分泌が増えていくというところです。

ケア後、お母さんには以下のことをお伝えしました。

  • 授乳をする時には、5 分という時間制限を設けず、赤ちゃんが欲しいと思う分だけ飲ませてあげましょう。
  • お母さんの”お乳”は、お母さんが思っていたより頑張って母乳を出してくれていましたね。”お乳”は、赤ちゃんにもっと飲んでもらいたいと思っているように感じましたよ。
  • お母さん自身、体がしんどい時には、赤ちゃんが寝た時にゆっくり休むようにしましょう。
  • しばらく様子を見て、赤ちゃんの体重などでこれからを考えていきましょう。

するとお母さんから、
「赤ちゃんが生まれたら、自然と母乳は出てくると思っていました!こんなに母乳で悩むとは思わなかったです。 でも、今日ケアに来てよかったです!!授乳についての不安があったけど、今日野崎さんとお話もできて安心しました。これからしっかり赤ちゃんに授乳します!」
と話してくださいました。

母乳の出る仕組みとは?

母乳は、赤ちゃんが生まれた後、お母さんの母乳を「吸う刺激」がお母さんの脳へ伝わることで、 母乳を作るホルモンと、母乳を出すホルモンが分泌されます。

産後 10 日目以降からは、母乳として出ていった量が再度作られるというサイクルが出来てきます。
ここから「吸われる→作られる→出る」という繰り返しのサイクルができ、赤ちゃんにたくさん吸われることで、母乳がどんどん出るようになります。

要は、母乳分泌を増やすために必要なことは・・・
赤ちゃんが欲しい時に欲しいだけ、しっかり母乳を飲んでもらうこと

もし赤ちゃんに飲ませてあげられない時は、搾乳しておくことも大切です!

授乳時間などは気にせず、赤ちゃんにたっぷりと飲ませてあげてくださいね☆

※お母さんの体調が悪い時には無理をしないで、ご自分のお身体を癒すことを優先してください♪

「今からでも大丈夫なの?」と思われるお母さんもおられると思います。
これからでも出来る事はあるので大丈夫です。
おひとりおひとりに合ったアドバイスをさせていただきますのでご安心ください♡
何か不安なことが少しでもあれば、出来るだけお早めにご相談ください。

また、授乳にはご家族のご協力も必要です。

お母さんが大変な時、ご主人もぜひお母さんに気を使ってあげてください。

赤ちゃんの面倒を少しでも見てあげることで、 お母さんの負担は大きく減って、休憩することができます。

新型コロナの影響で、なかなかケアができず、妊娠中のお母さん方も各種クラスが受けられないことで不安な方も多いと思います。

一人一人が踏ん張る時ですが、小さなことでもいいので、できることをやっていくようにしましょう。

私自身もできるだけお母さんのお役に立てるように、ためになるブログをこれから投稿していきますので、お楽しみに♡

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