こんにちは☆ Hana母乳育児相談の野崎です。
猛威を奮っている新型コロナも、だんだんと終息に向かっているのかな?と最近期待してしまっている今日この頃^^
広島の感染者も減り、緊急事態宣言も解除されたので、今後ケアの日にちも考えていきたいと思っているので、もうちょっと待っててくださいね♪
今後も緊急を要するお母さんには、ケアをさせて頂いていますので、遠慮なくご相談ください!
さて、今回は「お乳にしこりが出来て、授乳がつらい…」と悩んでおられたお母さんについてご紹介します。
お乳にしこりが出来て、授乳がつらくて不安…
初産で産後2か月のお子さんを育てておられる30歳のお母さん。
昨夜から急にお乳が張ってきて、しこりが出来てしまいました。授乳をしても、しこりが全然小さくならず、痛いんです…
授乳のときにも乳首がすごく痛くて、お乳を吸われることが辛いです…
と、すごく不安な様子でケアに来られました。
お母さんの姿をみると、昨日の夜は、
「どうしたらいいんだろう?」「なにかの病気??」
と、不安や痛みに悩まされて一夜を過ごされたんだろうな~と思いました。
私も産後にしこりができると、本当に辛くて不安な思いをした覚えがあるので、お母さんの気持ちが手にとるようにわかります。
しこりができると、このまま治らないんじゃないかと不安になりますよね…
その不安を取り除くお手伝いをするのが私のお仕事!
心配されてるお母さんを少しでも早く安心させてあげれるように、さっそくお母さんの乳房に、優しく触れてケアをはじめました。
しばらくすると、左側の出にくかった乳管の一部から、お乳が勢いよく出てきました!
そしてケアの後に、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうと、お乳のしこりがなくなりました。
この時、お乳に触れた感じから、私は、
「もしかしたら、前から調子が悪かったのかも?」
と感じたので、お母さんにお伝えすると、
そういえば、左の乳首は、前からチクチク痛みがあったけど、授乳をやめたいほどでもなく、こんなものかな?と思っていました。
左側の母乳を飲むときは、お乳をよく離してしまい、思うように飲んでくれないんです。
てっきり、右側のほうがよく出るから、左側より右側のお乳を飲んでいたのだろうと思っていました。
と話してくれました。
お母さんとしては、赤ちゃんが片方しか飲んでくれないことには、ちょっとした疑問を感じたとしても、「そんなものなのかな?」と思ってしまうことってありますよね。
でも、そのちょっとしたことが、色々な異変がわかることがあるんです。
お母さんから聞いた内容や、ケアしてわかったことをふまえて、アドバイスをしました。
- 左側のお乳は、チクチクなどの色々なサインをお母さんに出して、調子が悪くなっていって、もう限界だよ~!と教えてくれてましたね!
- 赤ちゃんは、左側のお乳の異変に気がついたから、お乳の飲み方でお母さんに教えてくれていたのかもしれませんね。
- 授乳の前には、お母さんご自身でセルフケアをした後に授乳をするようにしてください。
- 授乳の後には、乳首にクリームを塗って、ラップで保護してください。そうすることで、乳管が治りやすくなりますよ!
お母さんはこの話を聞いて、
赤ちゃん、なんとか伝えよう、お母さんを助けようと頑張ってくれてたんだ…
と、涙ぐんでおられました。
赤ちゃんは、言葉はわからなくても、本能的にお母さんのことを一番わかってくれています!
赤ちゃんのちょっとしたしぐさが、お母さんを救ってくれることもあるので、ぜひお子さんの行動を観察してみてあげてくださいね♪
お知らせ
セルフケアの動画が、5月31日まで無料で、NPO法人BSケアHPで閲覧できます♪
NPO法人BSケア お母さんのセルフケアHana母乳育児相談でも、オンラインや電話、LINEなどで相談に乗っています。
※私が掲載している事例に関するアドバイスは、ケアをしたうえで判断している部分が含まれていますので、おひとりおひとりの状況は違うことがあります。
お母さんおひとりで悩まず、何かあればお気軽に野崎まで相談にきてくださいね♡
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