皆さん、こんにちは。
我が家では、この春に県外の大学に通っていた末っ子の娘が、就職のため、広島の自宅に戻ってきました。
娘は新社会人として、毎日なんとか頑張っています。
母親である私は、4年ぶりの娘との生活にやっと慣れてきました。
今回は、産後1.5か月、29歳の初産婦さんをご紹介します。
授乳時に見つけた「白い点」に痛みとしこりが…
お母さんのお話を聞くと、
今現在、母乳だけで子育てをしているけど、
2日前に突然乳首に「白い点」のようなものができていて、
お乳を吸われると、とっても痛いんです!
ネットで調べたけど、これが白斑(はくはん)ですか?
白斑に関してはあんまり情報がなくて、どうしたらいいのだろうかと思って…
とのことでした。
授乳をしていると、ある日突然白斑ができることってあるんです。
お母さんはびっくりしますよね。
そして今まで幸せだった授乳が、急に痛くなるから苦痛になりますよね。
赤ちゃんはお乳を飲むときに何か異変を感じると、
乳首を引っ張ったり、かむようなしぐさをするときもあります。
お母さんからすると、
やめて~!!
と言いたくなって、泣きそうになりますよね。。
早速お母さんに、優しく触れながら乳房ケアを行うと、しっかりと白斑が1つできていました。
白斑ができているところからは、お乳は少し出ていますが、小さなしこりが出来ていました。
白斑があると、乳房ケア中に痛みを伴うことがありますが、ケアの終わりごろには、
初めよりは痛くなくなった~
と話してくれました。
ケア後は、白斑部分からお乳がよく出るようになってきて、
しこりもほぼなくなったので、ケアを終わりました。
乳房ケア後にさっそく赤ちゃんに授乳をしてもらうと、
えー!痛みが治まって楽になった~
と話してくれました。
白斑(はくはん)になった時の対処法は?
白斑とは、乳首の乳管口部分が白くなり、ほぼ円形に見えるものをいいます。
白斑ができると、痛みや乳管閉塞を伴うことが多いので、授乳をしてもしこりができやすくなります。
しこりは乳腺炎の原因になりやすいので、
白斑部分からしっかりお乳が流れている状態をつくっておくこと!
が大切なポイントです。
お母さんには
・乳首を保湿する(毎回授乳後にクリームやラップをする)
・授乳の前に乳首のセルフケアをして授乳をする
ように伝えました。
※セルフケアのやり方は、乳房ケアに来られた時や、オンライン等でお伝えしています。
白斑ができた時には、早めに乳房ケアを受けると、授乳による苦痛や、しこりの部分を早くスッキリさせることが出来ます。
放っておくと、白斑がどんどん大きくなる場合があるので、早めのケアを受けることをおすすめします。
白斑があっても、授乳の時に痛みがなく、白斑の部分からお乳がしっかり流れていて、しこりもなければ大丈夫です。
皆さんも参考にしてくださいね。
Hana母乳育児相談では、母乳育児に関するケアや相談、子育てに関する相談も受けております。
コロナ禍ですが、感染予防対策には細心の注意を払って診断していますので、お気軽にご連絡ください♡
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