皆さんこんにちは。
広島も梅雨入りをし、蒸し暑くなってきましたね。
湿度が高いと、身体がけだるく感じたり、疲れやすかったり、体調を崩しやすいので気をつけましょうね。
今回は、断乳後のお乳の搾乳について質問があった内容をお伝えしますね。
卒乳・断乳時のお母さんの搾乳はどうすればいい?
今回のお母さんは、断乳をすると決めて6月に入り少しずつ授乳回数を減らし、4日前に完全に授乳をやめたそうです。
でも、お母さんが想像していたよりも、お乳はパンパンに張ってしまいとても辛かったとのこと。
自分で何度か辛い時に搾乳をしたけど、
・断乳の時はあまりお乳を搾らない方がいい
・搾りすぎはよくない
・楽になるまで搾ってもいい
など色んな意見を聞いて、どうしたらいいのかわからなくなりケアに来られました。
私はお話を聞いて、計画的に断乳をしたけど、想像を超えてお乳が張ってきたので、お母さんが混乱してしまっている状況が伝わってきました。
断乳をする時は、母乳の分泌を増やす時とは違って止めていく方向に変えないといけないので、どの程度まで搾乳をしたらいいのかを戸惑ってしまいますね。
まず、身体の仕組みからお伝えします。
お乳を出さないで2日以上経過すると、身体はお乳を作ることにブレーキをかけるので、お乳は次第に作られなくなるんです。
搾乳されないことで「もうお乳は必要ないんだ!」と身体が判断して、自然にブレーキをかけてくれます。
身体ってすごいですね。
なので、お乳を断乳して2~3日はなるべく搾乳をしない方がいいんです。
・3日後くらいに1度しっかりとお乳を搾る
・5日~7日後くらいにまた搾る
・10日~14日くらいに搾る
こんな感じで少しずつ搾る間隔をあけていきます。
断乳後のお乳の張り方には個人差があるので、
お乳がよく出ていたお母さんや、1日に何回もお乳を飲ませていたお母さんは、断乳後にお乳が張ってとっても辛くなってくると思います。
そんな時は、断乳3日間までは寝る前に少しだけ搾乳をしてください。
すると少しは眠れると思います。
3日以上経過したら、しっかり搾乳してくださいね。
今回ご紹介した搾乳回数の間隔は、あくまでも「目安」です。
お乳の張り方やお乳が張りすぎて辛いなど、感じ方には個人差がありますので、
つらい時や、自分で搾乳をしてもなかなかすっきりしないときには、助産院などでケアを受けてくださいね。
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