こんにちは、Hana母乳育児相談の野崎です。
近くの太田川を散歩していると、土手にかわいいお花が咲いている事に気づき、春がやってきたな~♪と些細なことに幸せを感じています。
今日は「赤ちゃんに直接お乳を吸ってもらいたい」と相談に来られたお母さんについてご紹介します。
赤ちゃんが産まれて一度も直接お乳を吸ってもらったことがない…
今回紹介するお母さんは、初産で産後2週間の方です。
お母さんにお悩みを聞くと、赤ちゃんを出産されて、一度も赤ちゃんに直接お乳を飲んでもらっていないとのこと。
入院中に保護器を勧められ、毎回装着して授乳をされていました。
保護器を使うと、お乳からずれて授乳が難しく、保護器の消毒も面倒だとのこと。
やっとお母さんになれたのに、直接自分のお乳を赤ちゃんに吸ってもらえなくて悲しい…
このままでいいのかも分からない…いつになったら、直接お乳を飲んでもらえるようになるのか…
と、胸の内を話してくださいました。
このように、病院でアドバイスを受けてはいるけど、実際どうすれば直接赤ちゃんに授乳ができるの?と不安に相談に来られるお母さんも多いです。
お母さんにとって、直接赤ちゃんに母乳を吸ってもらえない悲しい気持ちは、3人の子どもを育ててきた私にとっても、よくわかります。
さっそくお母さんの母乳に触れ、ケアをさせて頂いた後、普段どのように授乳をされているか、実際に見せていただきました。
その様子から、赤ちゃんの抱き方や母乳の支え方などをアドバイスすれば、直接赤ちゃんに授乳できるのではないかと感じました。
私が授乳のお手伝いをすると、今まで直接飲んでいなかったことが嘘のように赤ちゃんは上手にお母さんの母乳を初めて直接飲んでくれました。
お母さんからは、
うそみたい!今までなんで飲むことができなかったの?これならとても楽に授乳ができます。
赤ちゃんが生まれたら、お乳を自然と飲んでくれると思っていました。
こんなに悩むとは思ってもいませんでした…
と、感動された気持ちをお聞きしました。
お母さんには、以下の内容をお伝えしました。
- 赤ちゃんとお母さんが楽にできる授乳方法。
- 赤ちゃんのお口に乳首がちゃんと入らなかった時は、赤ちゃんはのけぞったり泣いたりして教えてくれるので、慌てずゆっくりとチャレンジしてください。
- もし、赤ちゃんが泣いて難しいときには、抱っこしてあやしてから、チャレンジしてみましょう。
- 保護器を使ってもOKですが、時々外して直接授乳する練習もしてください。
- 赤ちゃんに授乳できないときは、母乳の分泌を下げないために搾乳をしましょう。
など…
直接授乳が難しいと感じるお母さんに‥
赤ちゃんは生まれたら、自然にお乳を飲む力を持っています。
でも、お母さんと赤ちゃんの状況によっては、授乳の際に少しお手伝いが必要な場合もあります。
・お母さんと赤ちゃんに合った、抱き方や飲ませ方を見つける。
・お母さんの乳首を少し整えると、赤ちゃんは飲みやすくなる。
・赤ちゃんの身体に力が入りやすい時は、少し力を緩めれば授乳できる。
…などのポイントがありますが、個々でアドバイスが違うケースもあります。
ラクに授乳できる方法をご紹介!
今回のお母さんにご紹介した授乳方法をご紹介します。
この授乳方法で、自然と直接授乳ができるようになりやすいので、
授乳方法にお困りの方は、ぜひチャレンジしてみてください。
☆直接授乳が難しいお母さんは、出来るだけ搾乳をしてください。
☆1人でうまく出来ず悩んでしまう時には、なるべく早めに助産師・野崎にご相談ください。
今だけ、お母さんに向けた「授乳方法」の動画が、「NPO法人BSケア」のサイトにて、5月31日まで無料で見ることが出来ます。
ぜひ参考にしてください。↓↓
NPO法人BSケア お母さんのセルフケアHana母乳育児相談でも、オンラインや電話、LINEなどで相談に乗っています。
母乳に関して不安が強い方や、急を要する方にはケアもしていますので、お早めにご連絡ください。
あなたのそばにはHanaの野崎がいます。
1人で絶対に悩まず、気軽に相談してくださいね♪
1日の中で、1回でもご自分の好きなことをして、気持ちをリフレッシュしましょう!
それではまた、次回を楽しみにしてください。
この記事へのコメントはありません。